歩けるうちに行きたい旅先 <part1> ベトナムの世界遺産の街「ホイアン」
成田から直行便が飛ぶベトナム中部の都市、
ダナンの南30kmに位置する
世界遺産登録の古都・ホイアン。
そのホイアンでは
毎月満月になる旧暦の夜に
ランタン祭りが行われています。
ただし、
このランタン祭りに観光に行くと
結構大変だそうです💦
- 暗くて写真が撮りにくい
- スリ多発!
- 混み混みで歩けない
このような理由で
オススメしないそうです( ਊдਊ)
でも、
ホイアンの魅力は
ランタン祭りだけではありません!!
寧ろランタン祭りじゃないところが
魅力的なのです(ง°̀ロ°́)ง
ホンアイの歴史
ホイアン、実は日本とも縁が深いんです🗾
ホイアンは、トゥーボン川の河口に位置し、
チャンパ王国から阮朝にいたるまで、
中国、インド、イスラムを結ぶ海上交易の
中継地点となった港市として知られてきました。
日本の戦国時代にあたる16世紀には
日本の朱印船が多く寄港し、
日本の貿易商人らによって
1,000人もの日本人が住む
日本人町が形成されされました!
1593年には
日本との友好関係の象徴として
有名な日本橋を建立したと言われています。
橋の中には寺があり、
見学することが出来ます🥰
また、ホイアンといえば
ランタンの産地として有名ですが、
このランタンは
江戸時代に朱印船易品として
日本の行灯(あんどん)がホイアンの人々に
伝わったとも言われています。
16世紀にはじまった貿易から
交流関係が続いていた日本とホイアンですが、
江戸時代に公布された鎖国令により
交流は断たれてしまいました…。
そして、
日本人街に住んでいた日本人たちも
帰国を余儀なくされました。
その後,
18世紀に起きた西山(タイソン)の乱で
ホイアンの街は全焼。
その後再建されましたが、
19世紀に川の流れの変化により
川幅が狭くなってしまい
船舶の大型化に対応できなくなったことから、
貿易港をダナンへ移しました。
ダナンもとっても魅力的!
ユネスコ世界文化遺産へ
ホイアンの美しい街並みが
今もなお当時のまま残っているのは、
ベトナム戦争の戦火から逃れることができたからです。
そんな異国情緒たっぷりの町並みは
「ホイアンの古い町並み」として、
1999年、ユネスコ世界文化遺産に登録されました✨
ホイアンの
18世紀から続く木造建築の家々は
今でもほとんど現役で使われていて、
中には築300年を超える民家もあるそうです!
都市化が進むベトナムの中でも、古き良き風景を残す貴重な場所ですね🥰
ホイアン飯!
ベトナムには小1の時に行ったっきりなので
うる覚えですが…
親に聞きながら思い出した料理は
4品でした!!!
<カオ・ラウ>
ベトナムの麺料理といえばフォーが有名ですが、
フォーと同じ米粉の麺をタレや具材と和えて食べる
汁なし麺 料理!
チャーシューや揚げたライスペーパー、
フライドオニオン、香草などを
ベトナムでは珍しい
モッチリとした食感の麺と混ぜて食べます🤤
<ホワイト・ローズ>
豚ひき肉とエビのすり身を米粉の皮で包み蒸した、
蒸しワンタン!
ベトナム語ではボン・ホン・チャンと呼ばれ
白いバラのように見えることから命名。
甘酸っぱいスイートチリソースや、
ヌックマム(魚醤)とも相性抜群らしい👍
<バイン・チャン・ティット・ヘオ>
薄くスライスした茹で豚肉、
レタスやモヤシ、香草などの生野菜を
2種類のライスペーパーでくるりと巻き、
独特の匂いと癖のあるMắm nêm(マムネム)
というタレをつけて食べる生春巻き!
独特な風味なので、
苦手な人は癖も薄いNước mắm(ヌックマム)
を貰った方が良いかもしれませんね💦
ヌックマム(魚醤)をもらう時は
「Cho tôi nước mắm.(チョー トイ ヌックマム)」
ベトナム語で「ヌックマムをください」です(o´艸`)
ホイアン風コム・ガー
ベトナム全土で食べられている
庶民派B級グルメコム・ガー!
ベトナム語で「コム」はご飯、「ガー」は鶏の意味。
チキンライスですね🐔
各地域ごとに味付けが異なり、
ホイアンのコム・ガーは
カフェで出てきそうな映えるもの。
がっつり肉食系のダナン風と違い
ターメリックで色づけしたチキンライスに
鶏肉や野菜がこんもりと盛られています🥬
今年は海外への旅行は難しいと思いますが
全世界が落ち着きを取り戻し
安心した生活が戻ったら
また、色々な国へ行き
色々な衣食住を楽しめたらと思います✨
最後に
ホイアンのランタンたちを❤